◆第4回戦 『バタネンvs寿司職人』◆

バタネンと言えば、『早食い』。仲間からはその速さゆえ「テーブルの上のシュー・マッハ」と呼ばれている。
バイキング系のレストランでひとつの寿司ネタを取りに行っては食い、取りに行っては食いをして、取りに行った時、その寿司が無くなっていればバタネンの勝ち(1)、タイムアップ、ギブアップ等はバタネンの負け(2)。

++各サポーター代表による討論会++

:バタネンサポーター代表
:寿司職人サポーター代表

「これってタイムアップって書いてるけど、制限時間は何分なの?」
「まだお店決めてないから、正確なコト言えないけど、たぶん90分だと思う。」
「寿司ネタは決めてるの?」
「状況によって、最初に少なかったものを選ぶか、似たような数だったらイクラかウニで勝負するんだって。」
「これって補充されたらやり直しなんでしょ?」
「うん、だから最初は少しずつ減ってるのを気付かれずに取っていって、最後に一気に取って勝負するとか。」
「曜日や時間帯は?」
「たぶん土日。時間帯も難しいんだよね。お昼の混んでるときなら、他のお客さんのチカラも借りれるけど、お店も補充の回転率やチェックは厳しいんだと思うし、逆に空いてる時間帯だと他力はないけど、店員のマークもゆるい可能性があるのね。」
「でも、空いてる時間にイクラだけ食べてるのバレたら、絶対早めに用意されると思うよ。」
「そうなの。だから混んでる時間帯にやるかもしんないね。」
「本人は自信はあるって言ってるの?」
「こればっかりは状況によるって思ってるみたい。」


2001年12月10日(月)

1回戦のカレー対決に完敗した翌日、
このままでは寿司職人にも勝てないと思いトレーニングをする。
と言っても、何を鍛えればいいのかわかんないのでとにかく食べる。
朝昼晩、おなかいっぱいになるまで食べる。

2001年12月13日(水)

TBS系「オフレコ」で大食いの特集をやっていた。
ぜんぜん知らなかったコトばかり。
大食いはほとんど噛まないというイメージがあったけど、
よく噛み砕いて食べたほうが胃の隅々まで入るからイイらしい。
他にも大食いの秘訣などを得る。

2001年12月16日(土)

決戦当日。バイキングレストランは何ヶ所か知ってるので
発寒のほうの一番近いところに向かう。
歩くこと約30分、このカーブを曲がると確か、、、

「あっ!ない!焼肉昌宴になってる!」

どうやら潰れてしまったらしい。
仕方ないので麻生に向かう。
さらに歩くこと1時間。地下鉄麻生駅に隣接する
バイキングレストラン「イートアップ」に到着。
システムを聞くと、大人1680円でなんと時間無制限。
コレはチャンス。しかも1時間半歩いておなかはペコペコ。
よぉし!この一週間の成果を見せてやる!

「あっ!ない!寿司がない!」

なんてコトだ。普通こういうお店はお寿司はあると
思っていたんだけど、ドコを探しても見当たらない。

2001年12月17日(日)

さぁどうしよう。もう歩いていける距離にお店はない。
昨日はただのランチに1680円も使ってしまった為、
なるべく交通費も抑えたいので、ネットで色々調べて
料金と交通費を考慮した結果、東区のクックロビンに決定。
しかしここでひとつ問題点、「お寿司なかったらどうしよう」。
さんざん悩んだあげく、お店に電話して聞いてみるコトに!
あの電話嫌いのバタネンが自ら受話器を持つなんて
滅多にあるコトじゃない。よほどのコトがない限り、
例えば東京でみやむ〜のライブがある日の朝、
「風邪をひいたので休ませてください」
と会社に電話をしたりなど、よほどのコトがない限り、
自分から電話をするなんてあり得ない行為なのだ。
で、電話でお寿司があるコトを確認し、徒歩&バスで
東区にあるバイキングレストラン「クックロビン」に到着。
システムはランチタイム60分で1280円。お手頃。
60分以内で一瞬でもひとつの種類のお寿司が
並んでいない場面ができればバタネンの勝ち。
よぉし!この一週間の成果を見せてやる!

「あっ!回ってる!お寿司が回ってる!」

なんてコトだ。私の中のバイキングレストランは、
焼肉コーナーにはカルビ、タン塩、ジンギスカンなど
数種類のお肉がトレイに入って並んでいて、
お寿司コーナーも同様に、トロだのエビだのイクラだの、
トレイに入って並べてあるというイメージしかなかった。
実際に田舎にいたころ行ったウエスタンも、
4〜5年前に会社の先輩に連れていかれた
手稲にあるバイキングレストランもそういう形式だった。
しかし、ここはまるで回転寿司のように
二巻ずつお寿司を載せた皿が、
厨房に繋がっているであろう壁に空いた穴から
コンベアーに乗せられて流れてきて、
1分もしないうちに誰にも取られなかったお寿司はまた
厨房に繋がっているであろう壁に空いた別の穴へ消えていく。
ここ何年かバイキングレストランに来ていなかった間に、
こんな画期的なマシーンが取り入れられていたのか。
完全に読みを間違えた。今日もまた試合中止。

ちなみにせっかくこの一週間訓練したので、
どれくらいお寿司を食べれるか挑戦。
しかし、皿はどうやっても1度に4枚しか持てないし、席が遠い。
食べる時間よりも取りに行ってる時間のほうが長いし。
そんなこんなで一時間経過。
結果は30皿で60個。言うほど多くはないし、
そんなにしょぼくもない、中途半端な結果。


帰り道、考えた。どうしよう。
もしも回転してるのが主流だとしたら、
他の店に行っても意味がないし、
ムダ金を払う余裕はもう無い。
「お寿司って回ってますか?」
なんて、電話嫌いじゃなくても聞けない。
この第4回戦、完ペキに企画の段階で失敗。

 

結果!
第4回戦 【バタネンvs寿司職人】
企画倒れの為、

無効試合

totoの結果は(1)もしくは(2)
なかったコトにしてください。

 

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