◆第2回戦 『バタネンvsUFOキャッチャー』◆

バタネンと言えば、『UFOキャッチャーの達人』。学生時代の腕前は天下一品で、実家には大量のぬいぐるみがあるということはあまりにも有名。もう何年もやってはいないが今でも取れる取れないを見極める眼には自信があるという。
1000円以内でひとつでも取れればバタネンの勝ち(1)、取れなければバタネンの負け(2)。

++各サポーター代表による討論会++

:バタネンサポーター代表
:アウェイサポーター代表

「これは自信あるよ。」
「でも、最近の機種は仕組み的に不可能なモノがほとんどだっていつも言ってるでしょ。」
「もちろん、そういうのも考えていると思うよ。」
「何か作戦でもあるの?」
「昔の機種、セガのDXを探すか最悪ドリームキャッチャーでやるって言ってたよ。あと、最近のは1回200円とかするけど、挑戦するのは1回100円のやつみたい。」
「店は決まってるの?」
「たぶん、近場の琴似エスパか、狸小路のゲームセンターだと思う。」
「本人も自信あるっていってるんでしょ?」
「うん、っていうか、これコケたらオール2もあり得るから真剣だよ。」
「ちなみに達人って呼ばれてたのは本当なの?」
「、、、うん、おばあちゃんとかに上手だねぇって言われてたらしい。」

(画像が全部表示されてから読み始めたほうが面白いはずです)

2001年12月9日 日曜日

そう、第一回戦で完敗した後にやりました。連戦。

ここから家に帰るまでの道で通るゲーセンで勝負。

まずはこの2階にあるナムコ
「う〜ん、論外。これは取れないわ。」

次に向かったのは西友西町店内ゲーセン。
「機種的には問題無いけど、ここも千円じゃムリだな。」

3件目、カラオケやビリヤード場などもある複合型娯楽施設。
「おっ、これはイケるかも。」
初めてそう感じさせたのはドリームキャッチャーのキティちゃん。
でもここは慎重にと他を見ていると家族連れが来て、
お父さんがそのキティちゃんをゲット!
残念だが、私の目に狂いはなかったことを確信。

4件目、ダイエー琴似店内ゲーセン。
「これは取れるカモ。」
いよいよバタネン初挑戦。
狙いはちょっと浮き気味の水色の服を着たスヌーピー。
「よし!コントロールはばっちし!どうだ!?」




「よし!いった!!」

「あっ!!!」


穴のすぐ手前でズレ落ちる。最初の奇跡。
素人はここで逃がした魚を追おうとするが、
ここは冷静に判断。
「もうこの水色のは難しいな。」
「それよりもこっちの黄色の服着たスヌーピーのほうがイケるな。」
同箱内の別のぬいぐるみに挑戦。200円目。


「来た!やっぱオレって天才かも!」

「あっ!!!」


またもや穴の手前で落ちる。2度目の奇跡。
「スヌーピーなんてキライ!」

同店内にある今度はドリームキャッチャー。
「この馬のたづな結構空いてるな。。。」
バタネン十八番の「ヒモ通し」。
このお馬さん、たづなっていうんだよね?騎手が持つ所。
ここを狙って3回目の挑戦。

「惜しいっ!あと1センチ!」
やはりヒモ通しという高度なワザは何年も
やっていない人にとっては容易ではなかった。
更に言うと、ドリームキャッチャーは円形なのでより難しい。
「まぁ次はイケるだろう。」
同じ獲物で4回目の挑戦!

「よし!かかった!」
あの高度なワザを2回目にしてやってのけた。
「でも、ヒモ通しは穴に行くまでがヤバイんだよなぁ」
「まぁさっき2回も穴手前で落ちてるからもう無いよな。」

あった。
またしても穴の手前で落馬。3度目の奇跡。
「もう何か憑いてるかもしんない。」
写真も撮らず、ダイエーを後にする。

残り600円。

6件目、琴似駅近くのスガイ。
昔、ここのバイトの求人が出てて、様子見に行ったコトがある。
ちなみにUFOキャッチャーの台数は今までで一番。
さて、実はかなり制限時間が迫っていた。
ダラダラやるのもなんなので、毎週録画保存している
好きなテレビ番組の予約をしないで出てきた。
移動時間も考えると、もう悩むヒマはない。
一通り見て、トナカイの格好しているスヌーピー。

「これは絶対イケるって。SEGAのNEW UFOだし。」
かなりの自信で600円目。
「あ〜、なんだこの腕力。。。。」
かなりアームのパワーが下げてある。
おそらくこの店全部、こんなもんだろう。
大型ゲーセンにありがちな手段。

最後の戦場、イトーヨーカドー琴似店内ゲーセン。
このお店はよく来る。近いんだよね。
この企画立ててからも何度か足を運んでて知ってたんだけど、

ミニモニ。のぬいぐるみ。ほしい。マジで。
特に矢口サンなんて、ちょっと細工すれば、
今まで押さえ気味だったのも、コレの為。
しかし、高い。200円1回。500円なら3回。
これに全て賭けようと500円玉を用意していると、
別の人が挑戦。しかも狙っていた矢口サン。
「あ〜、ぼくの真里ぃ〜、、」

後ろのほうで見てたんだけど、なんと、絶好のポジションで、
狙いもバツグンだったのに取り損ねた。
これも腕力が弱いらしい。
ここでやらずに別のモノで勝負するという手もあったけど、
矢口サンがほしい。
もちろん確率は低いが無謀な挑戦ではない。
上の写真のように並べてあるんだけど、
ちょうど1個分空いてるスペースがあった。

普通に考えると、誰かが取った跡。
ゆえに、不可能ではない。

しかし、ちょっとひねって考えると、そういう考えを
持たせるようにあらかじめ1個分空けてある。
ゆえに、店側でこうでもしなきゃ、
何度も挑戦する人がいないぐらい難しい。

さて、どっちでしょう?
答えは店内の様子を見ていればわかる。
ほら、あそこの店員、取り損ねて倒れたぬいぐるみを直してる。
ほら、あっちでもすぐに開いて中をちょーしてる。(いじってる。)
じゃあ、なんでこのミニモニ。は1個分空いてるのに、
後ろに立て掛けてあるのを補充しない?

そう、逆客寄せパンダ。1個分空けておくことで
1回目で手応えなくても、じゃあもう1回とやる人がいるのだ。

この名人・バタネン西川は、そんな手には引っ掛からない。
けど、
マジでほしいので1回やってみた(笑)
結果はもちろんバツ。あれは取れねェ、腕力弱すぎ。

さて、ここで第二問です。
ここの前に行った「スガイ」では1つの機械の腕力が弱いので
店全部のUFOキャッチャーの腕力が弱いと考えました。

では、ここも同じように全部の腕力が
弱いと考えていいのでしょうか?
シンキングタ〜イム!

では答えです。
最初の「スガイ」、ここは大型のゲームセンターです。
ここに来るのはゲームをやりに来た人達。
もしくは併設されてるボーリングをやりに来た人など、
「遊びに来た人」です。
サイアク腕力の弱さを見抜かれても、
他のゲームがたくさんあります。

後のほうのイトーヨーカドー店内ゲームセンター。
ここはデパートの一部がゲーセンです。狭いんです。
ここである程度取れる機械を置いておくと、
取れて持ち歩いている人がいると目に付きます。
客が客を呼ぶというやつです。
更に日曜日の客層はこのデパートに買い物に来た家族連れ。
子供がお父さんに取ってとおねだりします。
するとお父さんは張り切ります。
お父さんはこう言います「どれがほしいんだ〜?」
すると子供が指をさすのは今大人気の「ミニモニ。」
お父さんには「ミニモニ。」も、
さっきの人が取って持ち歩いていた「おジャ魔女ドレミ」も、
区別が付きません。
お父さんは子供にイイ所を見せようと、
取れない「ミニモニ。」で粘ります。
「ミニモニ。」は通路側にあるので、
通っただけの家族連れも巻き込みます。
他のぬいぐるみを多少取られても、
「ミニモニ。」がそれ以上の利益をもたらせてくれます。

ま、そんなコトを考えていたのか、
もう他の所に行ってる時間がなく、
企画としてグダグダになるのを阻止したのかは
わかりませんが、別の機械で再挑戦。

もうミニモニ。以外はアンパンマンもキティちゃんも同じ。
一通り見て、一番可能性がある「おジャ魔女ドレミ」に挑戦。
ドリームキャッチャーで100円1回。
私の予算は残り300円。

「さぁ、勝負!」


狙うは真ん中の紫の女の子(カメラの位置低いなぁ)

「よし!かかった!」


(これまたカメラ低いけど浮いてます)

「そぉ〜とね、そぉ〜とね、、、」


(相変わらずカメラ低いけど穴に向かってます)

「よし!ゲット!!」


(低いカメラがおさえた穴に落ちる決定的瞬間!)

やった。やった。
やはりUFOキャッチャーの達人。800円めにして見事ゲット!
誰だ?「うんちくを書いてる時点で失敗した時の前フリだ」
とか言ってたヤツは!?

何?「1000円で1個は達人ではない」だとぉ!?
ちなみにそのまま
「おジャ魔女ドレミ」で続けて、





2個目もゲット!

結果!
第2回戦 【バタネンvsUFOキャッチャー】

1000円以内で1個以上ゲットしたので、
バタネンの勝ち!

totoの結果は(1)



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