チャリの旅 〜北海道編その1〜

2003-07-08

 おはよーございます。現在時刻午後8時半、新千歳空港に来ています。天気は曇り、かなり寒いです。

 午前10時、苫小牧市ウトナイ湖にてお昼ごはん。足が重いです。


 午前11時25分、「海だぁー!やったー!!」(BGM:1/6の夢旅人)


 午後5時10分、朝からずっと曇りだったんだけど、一瞬雲の間から太陽が覗いた!思いのほかまだ高い。静内まで行けるかな?


 午後7時、地図を見ているとライダーハウスのオーナーと遭遇。案内されライダーハウスへ。泊まるとこ悩んでいたのでなまらうれしい。今日はここに泊まります。新冠町節婦駅周辺。本日の走行距離、予想以上。


 追伸、明日もこんな感じで数回更新する予定なので見て下さいね。応援メールも待ってます。EZwebのほうによろしく!

 

2003-07-09

 午前7時半、おはようございます。昨晩、ライダーハウスでひとりだったんだけど、なまら怖かった。基本的に車庫なんで風の音とかエンジン音とか、9時に寝に入ったんでまだ宿泊者来るかもしんなくて、怖かったー。

 そして、寒かったー。北海道なめてたよ。夏用のシュラフだけじゃキビシイ。これ以上北にいったら死ぬわ。うれしー。

 今朝は2時起き4時出発で、いきなり峠を攻めて静内に入ったら馬々。そして海岸沿いをひたすら走々。三石の街中でやっとコンビニ見つけ朝ご飯2。

 午前11時40分、浦河町。初めて青看に「帯広」が出た!帯広まで174km!…遠いなぁ。


 午後12時半、日高幌別駅にて昼食。コンビニ弁当。1食400円以内。おいしいもの食べたりしたいけど、親知らずが痛くてまともに噛めないから。

 すれ違いザマにライダーと挨拶。手をうぃって挙げるの。走っててよかったと思う瞬間。


 午後4時、様似からえりもに向かって走行中!


 午後7時50分、えりも岬に着いたー!!!


 えりも岬後に何があったのかは明日書きます。眠い。

 ・本日の一枚三石町にてよさこいと相棒。


 えりも岬に着いたのが午後8時で、もう真っ暗。広尾方面に降りてって2カ所ほど泊まれそうなバスストップあったんだけど、なんとなく敬遠しちゃって、したっけ人里離れちゃって、建造物なし、車の往来なし、外灯なしの道を延々と走るハメに。視界ゼロ、先のまったく見えない道をひざの痛みをこらえて疾走。さらに雨が降って来ちゃって真っ暗の中カッパ用意し、雨の中を泣走。そんなことして10キロ以上走ってなんとか集落を発見して、最初のバスストップで荷物の防水とかして、もうちょいきれいなところ求めてさらに走り、336号線との合流地点付近庶野の庶野学校前というバスストップでようやく落ち着く。虫がわんさかいるので寝袋は広げず、カッパのままごろん。でもやっぱ寝れず、1時間ほど寝てオシマイ。んで夜が明けるまでコレを書いたりとかしていると。

 

2003-07-10

 午前8時広尾中心街到着。ずっと大雨。黄金道路はきつかったー!電池の残量2メモリ。

 午後1時半、大樹町の道の駅到着。広尾からほとんど歩いた。もうひざが限界。雨だし。昨日まであんなに楽しかったのに。


 午後6時半。中札内。花畑牧場。カントリー娘。

 帯広の実家へ帰るコール。本日の目標到着地点がこの旅のゴール地点となる。着くのは深夜になるらしい。さぁ過酷な合宿のスタートです!

 

2003-07-11

 午後6時半、おはようございます。音信途絶えてすいません。昨晩は大変でした。真っ暗で外灯も無く交通量もあって、さらに近年まれに見る大雨、洪水。もちろんひざも限界を越えてて、でも歩いていたら今日中に着かないので我慢。かなりきつかったです。ゴールの実家に着いたのが午後11時。即死でした。

んで起きたのがさっき午後4時。16時間寝てました。自分でもビックラ。

結局3日で着いちゃいました。5日の予定だったんですが。

しばらく実家で休養します。日記は明日からは旅の裏話や未公開映像などを中心にお送りします。何回かに分けて更新すると思うけど、見るのは1日1回でいいので見てくださいね。んがっぐっぐ。

(写真は3日目ナウマン象の化石が発掘された忠類村、博物館前ナウマン公園の象の像。博物館には小学生の頃バス遠足で来ましたね。)

 

2003-07-12

 1日目は15時間で135キロ、2日目が18時間で145キロ、3日目が20時間で140キロ。
 かなり無理しましたね。予定では1日80キロって考えてたんです。

 雨と寒さ。大誤算でした。暑さ対策はしていったけど、あんなに寒いとは思いませんでした。雨はカッパとビニテと荷物の防水用のゴミ袋は完璧だったけど、靴の防水仕様のタイミングを逃してしまって3日目えりもから大樹の道の駅で長靴を買うまでずっと水没してました。

(写真は2日目の宿泊地、庶野学校前バス停。)

 

2003-07-13

 風景の話その1。

 1日目札幌から苫小牧はこの後を思えば都会でしたね。普段見慣れてない看板が新鮮だったり。

 勇払からは右手に海、左手には山。最初に海を見たときはなまら感動したのに、実は行程の半分以上は海岸沿いだったりする。

 門別から2日目の三石ぐらいまでは牧場。お馬さんですよ。じゃじゃ馬ならしってマンガあったでしょ、まさにアレでしたね。私はあいにく競馬には興味は無く、競争馬なんてオグリキャップとメグライアンくらいしか知らないけど、馬好きの人にはたまんないルートではないでしょうか。

 

2003-07-14

 風景のお話その2。

 浦河からえりも中心街までは海岸沿いで大きなうねうねの連続で海越しで先の道路が見えるんだわさ。「よし、あそこまで行ったら給水しよう」とか目標を立てながら走りました。

 えりも中心街からえりも岬まではアップダウンがあったんだけど、えりも岬という目標と既に15時間走り続けててテンションがおかしくなっていたんでけっこー楽でした。

 えりも岬に着いたのが8時過ぎててもう真っ暗。大パノラマは全く見えなかったけど、灯台が物凄くって吸い込まれそうでした。

 えりも岬から次の集落までは、当日の日記でも書いたけど寝床を逃してしまって、知らない地の闇の中で独りぼっち。どうでしょう班じゃないけど、試しにライトを消してみたら、目閉じてんだか開いてんだか。

(写真はえりも岬の灯台から発射される、何か)

 

2003-07-15

 風景のお話その3。

 庶野から広尾中心街までの黄金道路と呼ばれる海岸沿いの道路。黄金を敷き詰めたぐらい莫大な費用がかかったとか。でも雨なので景色見る余裕なんて無い。

 広尾からはやっと海を離れ、雄大な自然の大地「十勝平野」。がらりと景色が変わり右も左も何かの畑。何の畑かはワカリマセン。これが中札内での日没まで続いて、中札内からは暗闇。

 帯広では余裕も無いのに高校の通学路を通って感傷に浸ったり。

 最初の頃は見るもの全て新鮮で楽しかったけど、3日目は大雨と疲労で景色見る余裕なんて無し。

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