人は軽い気持ちでお百度参ることが出来るか!?

前日

「企画モノのアイディアないかなー。う〜ん、、、、お百度参り、、、、お百度参る、、、お百度参れるか!?、、、、お百度参ることが出来るか!?、、うん、いい響き。やろう。」(←軽い気持ち)

 

- お百度参りとは -

・単身であること

・素足であること

・深夜であること

・鳥居から社までを百回往復し、

 そのたびに祈願をすること

・第三者に目撃されてはならない

・中断してはならない

 

7月13日 深夜1時半

「う〜ん、面白いテレビやってないからお百度参り行こっかな。」

自転車を走らせ神社に向かう途中

「あっ、今日って13日の金曜日だ・・・・」

途端に恐くなる。

「着いたぞっと。暗いなぁ、恐いなぁ、、」

深夜2時ちょっと前。札幌市西区の某神社。鳥居から社までは約50m。その間には砂利(砂ほど細かくはない小さい石粒)が敷き詰められてる。

「まぁとにかく始めよっか。って、足痛ぇ!」

バタネンは就寝時にも靴下を履くぐらい足の裏が弱い。

「こっれは百回はムリかもなぁ〜」

最初の10回で15分かかった。

「2時間以上かかっちゃムリだな〜」

50回折り返し地点。

「区切りいいしヤメよっかなー。でも3連敗はツライなー」

ちなみに始める前は神社でのバチあたり行為&13日の金曜日という恐怖感があったが、足の裏が痛くてそれどころじゃなかった。

「足が痛いよぉ(半泣)」

3時半を境にどんどん明るくなってくる。

「ふ〜ん、こんな所だったんだ」

残り30回。足の裏はあいかわらず痛いけど、まぁ百回達成はほぼ確信。後は散歩者に出くわしたり、神社の人が出てこないコトを祈るのみ。

「よ〜し、あと5回。ギリギリ4時前に終わるかなぁ」

あと3回。

「あと2回!」

あと1回。

「よし、ラスト!最後もキッチリと・・・・・(祈)」

お百度参り終了。思いのほか完璧。

「うわ!足の裏スゴイコトになってるよ」

 

結論

軽い気持ちでお百度参ることはできるけど、
こんなの軽い気持ちでやるもんじゃない。

 

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