帰ってきた東京遠征日記

2009年3月7・8日

3月7日(土)
05:30
起床。
・・・・あ、ノドが変。
和久井映見じゃないですが、
自分の風邪を引くパターンってだいたいわかるじゃないですか。
私はノドから高熱が出るパターンです。
パターン青。
とりあえずストーブ点けようとしたっけ灯油切れ。
バファリン飲んでさっさと出発。
 
08:30
新千歳空港。5年ぶりの飛行機。
それにしても寒い。
東京でダウンコートとか着てたらバカにされそうなので、
けっこう軽装備だったんですが、いやまぁ寒い。
しかも機内の席が非常口のすぐ横だったので、
すきま風がピューピュー入ってきて寒いのなんのって。
 
10:00
羽田空港。
来ました!東京!
体調悪いなりにもテンションは上がりますよ。
京急で品川乗換えの山手線外回り。
五反田駅から見えるビル郡で東京を実感しました。
五反田降りたこと無いけど。
 
11:00
新宿。
東京で迷わない為の注意点って2つばかしあるんです。
ひとつは、「テキトーな駅出口から出ない」
もうひとつは「とりあえずテキトーに進まない」
東京は駅自体が広いので出口を間違えると、
とんでもない所に出てしまいます。
さらに土地勘無いのにテキトーに進むと確実に迷子になります。
そんなワケで実際は徒歩5分で着くところを、
40分歩き倒してようやく目的地に着きました。
 
12:00
新宿ロフトプラスワン。
実際着いてからも、どこが新宿ロフトプラスワンなんだか、
全然わかんなかったです。
ただ、「あ、ここが会場前なんだ」というのがわかる雰囲気。
なんともなつかしい面々。
 
12:30
会場入り。前から5列目ぐらいですかね。
まぁどこからでもちゃんと見える感じの会場でした。
もぎりのところで今回のイベントを企てたこまちゃん。
出来る男ですよ。
 
13:00
イベントスタート。
イベントの様子のほうは、いつものように、
へけけちゃんのイベントレポートをご覧ください。
ってコレも6年ぶりのフリなんですよね。
全てが懐かしい。
 
みやむー。2003年下北沢の386/510ライブ以来。
まぁそれだけ歳を重ねているので、
「宮村優子17歳♪」の頃とまったく変わらない
というワケには行きませんが、唯一変わらないモノ、
「声」
声優だからなのか、「声」って老いませんよね。
 
岩田さん。岩田さんっていつ以来だ!?
うわ、1999年ラジオ大阪Vステ冬の陣以来。
まじすか。
 
今回のイベントは昔やっていたラジオの
公開録音の再現ということだったんで、
事前にイベントで読まれる用のメールを募集してたんです。
ホントはね、メール送らないつもりだったんです。
確認したところ岩田猿がネタの選別をするって話で、
たとえ岩田猿がプロの構成作家だったとしても、
ネタ選別に私情は絶対入ると思うんです。
一応ハガキ職人としてのプライドがありますから、
これは自粛すべきだろうと考えていました。
 
でも、実際メールは出しました。
 
イベントですから。お祭りですからね。
どんなラジオネームが読まれれば盛り上がるかとか、
容易に想像がつきますから。
 
実際そうなりましたし。
じかだまネーム「エンデュミオンは眠れない」さんとか
読まれたときは私も鼻血が出そうでした。
埼玉県人会ですよ。
まぁ実際そう呼んでいたのは私だけですが、
埼玉には有名なハガキ職人が多くてねぇ。
 
んで、私のメールはふつおたの時に読まれました。
これまた有名ハガキ職人・京都のJACと豆の木さんが
会場に来てなくて名前出されたけどメール内容はスルー、
じゃあ次の奴は来ているか的なニュアンスで、
岩田さんから、「次、バタネン西川!来ているか!?」
挙手による一斉に飛び込む視線とどよめきのなか、
みやむーが「この人って北海道の人だよねぇ」と言って、
岩田さんが手にしていたメールを覗き込んでいました。
実際には直球ではそんな読まれていないのに、
みやむーが「バタネン西川=北海道の人」というところまで
憶えていてくれたのに感激でした。
 
ちなみにメールの内容は、
今回のイベントにあたって、ひさしぶりに当時のネタ帳を
引っ張り出して読み返していたところ、ひとつだけ
どんなコーナー内容だったのかまったく思い出せない
コーナータイトルがありました。
『コギャル番長優子様と交換留学生ペソと
ナンバーワン熱血教師ラブの先生助けて』って何?
っていうか誰?
 
開場前アンケートで「神様助けて」をやるというのを知り、
これはボツったと思いましたが、さすが岩田猿でした。
 
ラブってあいちゃん先生だよねぇ的な思い出トークは
私の読み通りだったんですが、その後、
で、実際どんなコーナーだったっけとなったところに、
今回の構成作家である岩田猿から
内容自体は次のコーナーみたいなやつですという
フォローが入って、それでは次のコーナー、
「神様、助けて!」
 
コーナーの「繋ぎ」に利用されました。
見事岩田猿にしてやられましたよ。
 
16:00
イベント終了。
会場前で懐かしい面々とご挨拶したり。
二次会は近所で5時スタートということで
このままぐだぐだと5時まで居ようか迷ったんだけど、
当初の予定を変更してお買い物へ。
明日行くつもりだったお店があったんだけど、
急遽明日のアキバ巡りにイヤミさんを招集できることになり、
その店が12時オープンなので今のうち行っちゃおうと。
 
16:30
FEWMANY。
同じところをぐるぐる回りなんとか発見。小さいお店でした。
イラストレーターとかクリエイターとかのグッズが売ってるお店で、
簡単に言うと楽園でした。
じっくり見て、ゆっくり選んで買い物したかったんだけど、
なんせ時間がありません。
好きな作家さん1人に絞って、A4ポスター5枚全部、
ポストカード風景画以外ほぼ全種22枚、
手拭いは色違うのにさんざん迷って2本を購入しました。
poketoもほしかったんだけど、売ってませんでした。
レジで会計をすると、「9063円になります。」
ウホ!?
ざざっと選んで9000円とか衝撃が大きいです。
 
17:00
二次会会場。忍者屋敷。
50人とか集まったみたいです。現役です。
二次会を仕切るのは駄目会。
なんせ最後に東京に行ったのは、みやむーのイベントは
まったく絡んでいない駄目会仕切りの交流会でしたからね。
 
楽しかった!
 
普段はあのぐらい飲んでも、あんなに酔わないし、
酔ってもテンションが上がったりするヒトじゃないんです。
楽しかったんでしょうね、楽しかったんですよ!
ちなみに二次会は酔ってても実際は冷静でした。
まっすぐ歩けなくてもちゃんと考えて行動してましたね。
 
「浪速ファイターズさん」が絡んできたので
「絶対見ないとダメよぉ」さんを紹介すると行って
他のテーブルに追いやったのも考えての行動ですし、
そういうさんと対面のギャルが連れだというのを知らずに
孤立していると察して絡みにいったのも考えての行動です。
ビールを注ぎにいくフリをしてこまちゃんに絡みに
行ったのだって考えての行動ですし、
せっかくのこういう場なのでギャルにはギャルをと
対面のギャルにAyaちゃんを紹介したのも考えての行動です。
「岩田猿は俺のことを過信し過ぎている」発言も
前々から思っていたことですし、
バタネンコール後の「実際そんな読まれてませんから!」
も自己紹介がまわってくる間に必死に考えた発言です。
 
「バタネン西川はハガキ職人として有名人」じゃないんです。
今回のバタネンコールで解かりました。
「ハガキ職人キャラとしてバタネン西川は有名」なんです。
「磯山さやか=グラビアアイドル」と似たようなモンですね。
 
20:30
三次会。たぶん白木屋的な店だったと思います。
駄目会で取ったほうの部屋でした。
いやー、アレですね。
何週間か前にイヤミさんがメイド居酒屋で泥酔してるのを見て、
「飲んでもこんななっちゃったらダメだ!」というのは心の中に
強い教訓としてあったんですが、・・・楽しかったんでしょうねぇ。
またAyaちゃんにベッタリだった気がします。
あと、けっこう誰にも話したことないことを喋ってた気がします。
酒こわっ。
 
記憶リスト。
・こまちゃんひざまくら。
・さる山下は俺の嫁。
・絶対見ないとダメだよぉがギャル男化。
・まきおちゃんがエヴァっぽく沈黙。
 
翌05:30
目が覚めるとカプセルホテルで寝ていました。
あれ?ネットカフェに泊まる予定してたんだけどな。
とりあえず服そのままで寝ていたので浴衣に着替え、朝風呂。
朝食のチケットが枕元にあったので朝メシ。
納豆定食を食べていると知ってる顔。
昨晩、遠征者数名でチェックインしたことを思い出しました。
 
09:00
遠征者4名でチェックアウト。
入った時はもう少しメンツいたような気もするけど。
朝の歌舞伎町をウロウロ。
松屋でカレー。早くも2度目の朝ごはん。
最後のお別れ。
西日本の人とは実際もう会うことは無いんじゃないかなぁ。
 
10:00
2日目!
今日も予定が目白押し!
まずは、渋谷ロフトで開催されている「POP BOX」!
10時の開店を待って入店すると、そこはまさにパラダイス!
昨日行った「FEWMANY」が企画しているイベントで、
「POP BOX」の名のごとく、
BOX型のブースに各アーティストの作品が詰め込まれていて、
そこはまさにパラダイス!2度目!
 
特に印象に残ったアーティストは末吉陽子さんという方。
木のやつすげぇよ。芸術を見ました。
あと、KAIJINさんの「STEEL FAIRIES」。
某おもちゃサイトで写真を見たことはあったんですが、
久々におもちゃ見て興奮しましたね。
売ってたら買ってた。
 
時間をかけてブースをまわっていると、
入り口のほうでライブイベントが始まっていました。
ライブといっても絵描きさんのライブですから音は出ません。
真っ白なキャンパスにどんどん色が積み重なって、
まさしくそれはライブでした。
赤雪姫さんのワールドに引き込まれて、刻々と過ぎる時間。
完成まで見届けたかったんですが11時20分、退出。
 
ちなみに買い物は、昨日FEWMANYで色違いが品切れだった
手拭いを1枚と、イベント限定のステッカー。
あと、前々からほしくて某おもちゃサイトに偽名まで使って
詳細を聞いたりしたコエダリアンのエコバッグもゲットしました。
イヒ。
 
11:40
再び新宿。
既に秋葉原ではイヤミさんが待機しているし、
普通の人からこんな予定は飛ばすんでしょうが、
「ブログ見てますよ」的な、「企画楽しみにしてます」風なことを
言われたりしてたので、体験レポートのコーナー。
・・・いや、そんなコーナーは一度もやったことないですから。
 
のぞき部屋に行ってきました。
 
コマ劇場向かいにある昭和風情を感じさせるお店。
ネットから早朝割引券を印刷して持ってってたので1000円。
待合室で10分ほど待たされ、「ご案内します」との女性の声。
衣装から察するに踊り子さんなのでしょう。
ジャガー横田似でした。
案内されて入った部屋はイスに座るにも窮屈な狭い部屋で
正面がマジックミラーになっていました。
ドキドキしながら待っていると後ろから声が掛かり、
ジャガー横田:「ヌキのサービスはいかがでしょうか?」
オレ:「いえ、結構です。」
 
そんなこんなでショータイムがスタート。
踊り子さんは先ほどのジャガー横田さんではなく、
アイドルの小松彩夏さんが玉手箱を開けたような感じの、
10年前に見たかった感じの女性でした。
ダンス内容的には、最初キャミソール風のドレスから下着、
胸は出します。下は下着の上から触る的な感じ。
他に比較するものが無いのでわかりませんが、ショボい。
まったく性的な興奮を覚えることもなく退席しました。
 
おわり。
 
時間のほうは12時20分。
既にイヤミさんとの待ち合わせ時間はとっくに過ぎています。
しかし!このまま終わっていいものか!?
いや!いくない!
というわけで体験レポート第2弾!
 
もう一件のぞき部屋に行ってきました。
 
「ニューホットポイント」というさっきの所から3分ぐらいのとこです。
入場料2000円を払い、またもや待合室で待ちます。
今度も10分ぐらいでご案内。さっきとおんなじです。
ただ、さっきと違うところ、さっきはジャガー横田似でしたが、
この店の案内係のコは普通に若くてかわいいコでした。
これは踊り子さんにも期待ができるぞと個室でワクワク。
少し待ってショータイムがスタート。
出てきたのはさっき案内してくれた普通に若くてかわいいコ!
ダンスもさっきのオバハンとは比べモノにならないぐらい過激で、
下着は完全に脱がないものの、チラチラと見えます。
ショーは15分ぐらいしょうか。至福のひとときでした。
 
おわり。
 
本当の至福のひとときはこの後の有料オプションなのですが、
まぁそれは生々しいのでご割愛ということで。
 
おわり。
 
13:00
ダッシュで新宿駅へ。
山手線を横切る黄色い電車に乗車。
 
13:20
待ち合わせ時間に1時間20分ほど遅れて秋葉原到着。
そしてイヤミさんとの再会。
 
13:45
ゲーマーズ前のアキバマップをゲットし、アキバ巡りスタート。
ベタですがメイド喫茶行きましたよ。
ベタ中のベタ、有名処の「@home cafe」に行ってきました。
混んではいるものの待ちは無くすぐ席へ案内されました。
注文はこれまたベタなお絵かきオムライスを注文。
普通においしかったです。
それにしても、常時ワタワタした店内でした。
やっぱ個人的にはゆるっとしてふわっとしたお店が好みです。
 
14:45
日本一有名なメイド喫茶の次はちょっとディープなお店へ。
その名も「あきば女子寮」。
名のごとく女子寮に遊びに行くみたいなコンセプトのお店です。
広々としたビルテナントをイメージしていたけど、
マンションの一室をむりくりカーテンで仕切りを作った感じ。
初来店の説明を受けるもその間に他の客が来たりして
その度に説明が中断されるので全然進みません。
良く言えば手作り感あふれるお店だったんですが、
個人的には本場秋葉原のメイド産業を期待していたので、
ちょっと期待はずれでした。
黒ヒゲ危機一髪やって、有料オプションのチェキ撮って、
1セット30分で退出。
 
15:30
お土産屋さんの「メイド倶楽部」。
アキバオリジナルのメイドグッズ的なモノを期待していたけど、
お菓子的なお土産が目立ち、
かといって何も買わないのもあんまりなので、
箱のイラストがかわいいクッキーを買いました。
 
16:00
時間が無くてメイドさんに踏まれるお店は泣く泣く諦めました。
最後に行ったのは世界唯一の妹系カフェ「NAGOMI」です。
普通のメイドカフェと何が違うのか行くまでわかりませんでした。
ビール注文して乾杯する頃には把握しました。
・入店時
メイドカフェ:「おかえりなさいませ、ご主人様」
妹系カフェ:「おかえり、お兄ちゃん!」
・注文時
メイドカフェ:「注文はお決まりでしょうか?」
妹系カフェ:「何するー?」
私がメイドカフェに行き慣れているからなのかもしれませんが、
不自然なぐらいのタメ口。
教育が行き届いていました。
感銘を受けたのが、横を通る時に連れの足に当たった瞬間、
その時とっさに出てきた言葉が「ごめん!」
不意に出る言葉もタメ口ですよ。
プロですね。妹のプロ。妹の鏡ですよ。
 
16:45
秋葉原脱出。
全然時間が足りなかったですね。
もっとメイドカフェの有名店や、メイドリフレ、
トイショップなどもまわりたかったんですけど。
 
18:45
離陸。
妹系カフェでビール3杯飲んだので、離陸も着陸も寝てました。
 
22:00
自宅到着。やっぱ北海道は寒い。
とりあえずストーブ点けようとしたっけ灯油切れ。
たぶん明日は高熱が出ます。
 
東京遠征を振り返って。
みやむー岩田さん、最強コンビです。
こまちゃん岩田猿、出来る男達です。
駄目会、全然駄目じゃありません!
Ayaちゃん、毎度ごめんなさい。
イヤミさん、怪しげな店探しといてください。
そして絡んでくれたみやむーファンの方、
また逢える日を楽しみにしています。

 

[おわり]