エンターテイナー
バタネン西川 著
「エンターテイナー」 「ミュージシャン」 「ハガキ職人」
同人誌のプロフィールにこの3つの肩書きが書いてある。
ハッピーパウダーカンパニーを始めた当初は
ただの「ウェブマスター」だったけど、
エンターテイメント性を追求していくうちに
ネット上のみではあきたらず、同人誌を出版したり、
電話を使った企画モノをやったりと、幅を広げていった。
ある日、「オレはエンターテイナーなんだ」と突然わかった。
明石家さんま、ビートたけしなどテレビで活躍する
エンターテイナーのほうがスゴイと思われるのは当たり前。
底無しの予算で、たくさんのスタッフとともに
週に何度もやっていれば、それなりに面白いはず。
ただ、限界のある予算のなか、小ネタ小ネタを繰り返し
たまに特別企画をやる人だって、同じエンターテイナー。
私を知らない人は「明石家さんまのほうが面白い」と言うけど、
私を知っている人は「さんまもバタネンも面白い」と言うかも。
っていうか、「ネットならバタネンのほうが面白い」と言うかも。
活躍の場が違ったって、知名度が違ったって、
真のエンターテイナーは真のエンターテイナー。
キミ好みかは別として、私と出会えたことは
そんな不運なコトではないと思うよ。